アプリケーションの進化に応じたAPI モニタリングの進化
アプリケーションの世界では、機能性、汎用性、接続性が向上するにつれて、モノリシックアーキテクチャからモジュール型のサービスベースのアーキテクチャへと移行しています。このように分散しやすい性質を持つ新しいアプリケーションは、多くの場合、外部のサードパーティサービス、バックエンド統合、クラウド API に依存しています。分散範囲はインターネット全体、つまりアプリケーションを所有する企業の管理が及ばない場所にあります。
今日のアプリケーションの大部分は、商品をカートに入れるといった小さな処理でさえ、インターネット上に分散された Web サービスやプラットフォームから成る大規模なエコシステムに依存し、通常は REST API 経由しています。ITOps チームと DevOps チームは、信頼性とパフォーマンスの高いデジタル体験を提供するために、重要なワークフローと外部 API エンドポイントへのバックエンドのインタラクションを測定およびテストできる必要があります。そのためには、アップタイム、ダウンタイム、遅延だけでなく、API のパフォーマンスも確実に測定できる API モニタリングツールが必要です。
API モニタリングを使用して、最新のアプリケーション体験を管理
このデモでは、ThousandEyes の API テストタイプが提供する直感的で拡張性に優れたワークフローを SRE、DevOps、NetOps の各チームがどのように利用できるかをご紹介しています。このワークフローにより、API の各ステップのパフォーマンスを詳細に可視化し、複雑な API を簡単に監視できます。
最新アプリケーションに欠かせない、適応型の API 可視化
ThousandEyes は、API コールのパフォーマンスしきい値と到達可能性の問題に対処するために必要な API の可視性を提供します。ITOps、SRE、DevOps の各チームにとって、あらゆるコンポジット アプリケーション サービスやマルチサービス インタラクションで役立ちます。ThousandEyes の高度な API テストにより、サードパーティ製 API を含む、包括的な API モニタリングと基準値設定を実行できます。ユーザー体験と、バックエンドのアプリケーションシステムとの相関を把握し、アプリケーション機能とネットワークパフォーマンスの両方を総合的に理解できるようになります。これは、あらゆるネットワークのサービスデリバリチェーンを完全に理解するうえで不可欠です。
自社所有レベルでインターネットと外部ネットワークを可視化
- ホップバイホップのパスの可視化を利用して、API サービスデリバリパスで発生している問題を明らかにすることで、効率的なトラブルシューティングとシステムの最適化に役立つ重要なインサイトを得ることができます。
- 分散サービスの依存関係を可視化できます。たとえば、分散サービスが、どこから誰によって提供されているか、全体的なサービスデリバリにどのような影響を及ぼしているか、障害などの外部状況によってどのような影響を受けるか、などが含まれます。
- 世界中 200 以上の都市のクラウド監視ポイントで、アプリケーション体験に関するインサイトを瞬時に把握できます。
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複雑な API ワークフロー全体でエンドユーザーの観点からのインサイト取得
- API モニタリングは、バックエンド アプリケーションと API エンドポイントのインタラクションをエミュレートするマルチステップテストを提供し、テンプレートとダッシュボードを備えた、直感的で利用しやすいシンプルなワークフローを実現します。
- AWS API ゲートウェイから重要な API エンドポイントを自動検出します。
- コピー、拡張、強化が可能な、シンプルで包括的なテストテンプレートを使用して API パフォーマンスの基準を簡単に確立することで、問題解決を促進し、最適化の機会を提供します。
- サードパーティ製 API コールを含む API 応答コンテンツを視覚的に検証することで、CDN と元のサーバー間のコンテンツの違いを比較し、キャッシュの問題を判断するためのアプローチを自動化します。
DevOps、NetOps、サービスプロバイダー間で共通運用言語を使用
- API の到達可能性とパフォーマンスに関するリアルタイム、履歴、マルチサービスのスナップショットビューにより、環境を包括的に把握できるため、Web アプリケーションに最適な API を選択できます。
- インタラクティブな Sharelink により、問題をプロバイダーや社内チームに簡単にエスカレーションし、応答時間を最適化できます。
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適応型 API モニタリングの概要
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責任を押し付け合うことなくアプリケーション体験の問題を切り分ける
ThousandEyes が選ばれる理由
可視化により API の到達可能性を監視
デジタルサプライチェーンを可視化することで、API の到達可能性を監視し、アプリケーションの機能を保護します。
明確な証拠により問題を迅速に解決
ユーザーに影響を及ぼす問題について、プロバイダーと連携しながら明確な証拠に基づいて解決し、MTTR を短縮します。
複雑なワークフローに関する強力なインサイト
複数の API インタラクションを持つ複雑なワークフローを観察することで、それがアプリケーション体験に及ぼす影響を理解できます。
ThousandEyes の詳細
API モニタリングによって、最新のアプリケーションに影響を及ぼす可視性の課題にどのように対処できるかをご覧ください。