ソリューション

企業のデジタル体験

妥協なきデジタル環境の実現。事業継続性を維持しつつ生産性を高める

複雑なデジタル化を成功させるためにはシンプルで統合された
IT 運用アプローチが不可欠

デジタル トランスフォーメーション プロジェクトは、その形態を問わず、主要なビジネス成果を達成することを目的としています。その成果とは、お客様、従業員、パートナーに卓越したユーザー体験を提供することです。リモートワーカーのサポート、SD-WAN アーキテクチャの最適化、SaaS ソリューションの採用といった取り組みは、IT チームにとって大きな課題となっています。これらの課題は、現代の企業エコシステムにおける外部依存関係の増大から生じており、その多くは企業の所有権や制御の及ばないところにあります。

ThousandEyes は、エンドユーザー体験に影響を与えるデジタルサプライチェーンの基盤となる依存関係を可視化し、理解するための包括的なアシュアランス プラットフォームを提供します。プロアクティブかつ詳細なインサイトにより、複雑なデジタルデリバリの課題への対処に必要なインテリジェンスを提供し、共通のオペレーティング言語を通じてインフラストラクチャ、サービス、および運用チームを統合します。こうしたレベルのコラボレーションにより、ユーザーのデジタル体験を向上させるという最も重要な成果に継続的に焦点を当てることができます。

従業員への優れたデジタル体験提供を担う IT チームには、リモートユーザーを包括的に可視化する機能が必要

職場のデジタル化

リモートファーストの働き方は、世界の企業にとって戦略的な IT イニシアチブとなっています。生産性を維持しながらデジタル接続された職場を作ることは、重要なアプリケーションやコラボレーションツールのシームレスなパフォーマンスに依存しているため、課題となります。オンサイトかリモートかを問わず、従業員には信頼できるアクセスが必要です。IT チームは、Wi-Fi LAN のパフォーマンスからブロードバンド ISP SaaS アプリケーションのパフォーマンスまで、あらゆるものを可視化することで、卓越したデジタル体験を保証する必要があります。

ThousandEyes Endpoint Experience は、IT チームとエンドユーザー サポート チームに、ユーザーのデバイスやローカル環境から、ラストマイルネットワークやトランジットネットワークを越えて、同僚との効率的なコラボレーションや生産性の最適化に必要なアプリケーションやサービスまで、エンドツーエンドで詳細な可視性を提供します。デバイスレベル、Wi-FiLAN の包括的なメトリックに加え、リアルタイム ブラウザ セッション モニタリング、コラボレーションのためのダイナミックテスト、VPN やクラウド セキュリティ プロキシのモニタリングなどの機能により、IT チームが全従業員のデジタル体験を最適化するために必要な正確でタイムリーなビューを提供します。

シスコリサーチ

世界におけるハイブリッドワークの最新情報

シスコが、これからの働き方を左右するハイブリッドワークのトレンドに関して、グローバルで調査した結果をご覧ください。

ハイブリッドワークのグローバルな最新情報を紹介し、将来の働き方に関わる動向について説明したシスコの調査レポートを確認可能

SaaS アプリケーション

SaaS ベースのツールは事業運営を変革しましたが、IT チームは重要なアプリケーションの一貫したパフォーマンスを維持することが課題となっています。パフォーマンスの問題や停止の障害対応は、SaaS プロバイダーからのサポートが最小限であるため困難です。また、コードインジェクションに基づく従来のモニタリング手法では、インフラストラクチャやアプリケーション自体のコントロールがないため、不十分です。 

ThousandEyes は、従業員が利用する SaaS アプリケーションの提供状況やパフォーマンスを詳細に可視化して、この課題を解決します。包括的なアプリケーションの模擬テストにより、SaaS プロバイダーのデータセンター内を含む、企業の内外にある監視ポイントから SaaS のパフォーマンスを詳細に把握して、ビジネスの最も一般的な使用シナリオに基づいて抜群の精度を得ることができます。また、ThousandEyes のアプリケーションの模擬テストにより、ネットワークテレメトリが自動的に生成されます。これにより、データを正確で実用的な結果にすばやく関連付けて、障害対応に費やす時間を短縮し、稼働時間を最大化することができます。

IT チームが SaaS のパフォーマンスが低下する理由を把握したり、障害の根本原因を絶ったりすることは、容易ではない
自社開発のモノリシック アプリケーションを細分化してクラウドに移行すると、SRE や DevOps チームに必要な可視性を十分には確保できなくなる

ビジネス アプリケーション

サービス指向アーキテクチャとクラウド インフラストラクチャへの移行は、SRE チームと DevOps チームに可視性のギャップを生む原因になります。従来のモニタリングと ThousandEyes からのインサイトを組み合わせることで、アプリケーション パフォーマンスに対するネットワークの影響を把握し、これらのギャップを埋めます。実際のユーザーモニタリングと Synthetic Monitoring(模擬トランザクション モニタリング)を使用して、ボトルネックに先手を打って対処します。Terraform Infrastructure as Code を実装し、イベント駆動型の Ansible で解決を自動化して、シームレスなユーザー体験を実現します。

企業 WAN

企業 WAN は重要度が増すと同時に複雑化しています。MPLS のような従来の WAN テクノロジーを使用するものもありますが、セキュア アクセス サービスエッジ(SASE)や SD-WAN のような最新の WAN は、自社で所有も制御もしていない外部のインターネットやクラウドネットワークに依存しています。CDN やグローバルロードバランサのようなクラウドサービスは、アプリケーションを高速化するように設計されていますが、複雑さを増すだけです。デジタルデリバリチェーンを制御するには、すべてのネットワークとサービスを包括的に可視化することが重要です。このような重要な盲点を克服するために、ThousandEyes は、Traffic InsightsCloud Insights、シスコの統合監視ポイントなどのイノベーションにより、あらゆるアプリケーションとネットワークにおけるユーザー体験を詳細に可視化します。

MPLS 回線を介した従来の WAN に依存する企業が未だに多い中、SD-WAN に移行している企業も数多く見られる
Forrester TEI 調査

エンタープライズネットワーク向け Cisco ThousandEyes の Total Economic Impact™(総合的な経済効果)

結果は明らかです。Cisco® ThousandEyes® は売上と収益の両方に違いをもたらします。ROI を引き上げ、MTTI を短縮し、生産性を向上できた例については、こちらのケーススタディをお読みください。

現代の企業は、ISP、CDN、SaaS、UCaaS、VPN、SECaaS プロバイダーなどから提供され、インターネットに依存したサービスを非常に多く利用している

インターネットの健全性

現代の企業は、クラウドプロバイダー、ISPCDNSaaSUCaaSVPNSECaaS といったプロバイダーなど、インターネットベースのビジネスクリティカルなサービスに依存しています。これらのサービスはインターネット上で動作するため、インターネットが停止したりルーティングの問題が発生したりすることで、パフォーマンスが変動します。これらのインターネット接続サービスに依存している企業は、インターネットの正常性を注意深く監視し、業務、従業員、お客様に対する潜在的な影響をプロアクティブに管理する必要があります。

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企業のデジタル体験の詳細および、お客様のビジネスにどのような意味があるかについてご確認ください。

2 つのインターネットストーリー:コロナ禍前後のインターネット パフォーマンス
COVID-19 時代のインターネット健全性の状況
従来のネットワーク モニタリング ツールで SaaS をモニタリングできない理由
SAAS モニタリングによる
2020 年のデジタル サクセスの推進

ThousandEyes が選ばれる理由

1 つの共通運用言語

ThousandEyes は、ネットワーク インフラストラクチャ、アプリケーション、インターネットのパフォーマンスを 1 つのプラットフォームに統合し、ITOpsSaaS の所有者、SRE、デジタルデリバリチーム間のギャップを埋める共通の運用言語を作成します。

グローバルの監視ポイント

いつでも、どこでも、どのユーザーも、包括的かつプロアクティブに可視化します。リモートユーザー、VPNSaaS アプリケーションに Endpoint Agents を導入し、Enterprise Agents を活用して柔軟なデプロイメントを実現し、Cloud Agents Internet Insights™ を活用してインターネットの正常性を幅広く把握します。

完全な可視化

ThousandEyes は、クラウドとインターネット全体を可視化します。パスと BGP の可視化により、エンドポイント、ローカルネットワーク、WANISP、パブリック クラウド、データ センター、あるいはインターネット ルーティングのどこで問題が起きているのかをピンポイントで特定します。

クラウドやデジタル変革を最大限に活用

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