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OpenTelemetry 向け ThousandEyes のご紹介

投稿者 Chris Villemez & Brian Tobia
| | 4 分

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概要

OpenTelemetry 向け ThousandEyes は、ThousandEyes のデータのポテンシャルを引き出す強力な機能で、多様なデータセット間にわたる可視化と相関付けを可能にします。データの活用という点で、優れた柔軟性と制御性を実現しています。


OpenTelemetry 向け ThousandEyes は ThousandEyes プラットフォームにデータの標準化とポータビリティをもたらします。OpenTelemetry 向け ThousandEyesは、標準化された OpenTelemetry プロトコル(OTLP)フォーマットを使用してネットワークメトリクスをストリーミングするためのプッシュ API です。OpenTelemetry(OTel)に準拠しているベンダー(Cisco AppDynamics、Grafana、Splunk、 その他多くのベンダー)は、ThousandEyes のメトリクスを簡単に利用できるようになります。 

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図 1. OpenTelemetry 向け ThousandEyes がデータをタグ付けし、OTel 対応ツール向けにエクスポートする仕組み

多くの場合、ITOps チームは複数の運用プラットフォームから得られるデータセットを必要とします。そのため、さまざまな観測領域からのデータを評価し、インサイトを取得し、状況に基づいてデータの相関付けを迅速に行わなければなりません。なぜなら、サービスの品質が低下している際には、スピードが重要になることが多いからです。

私たちの新しい OTel フレームワークでは、OTel に準拠した受信システムを使用して相関付けを行えるよう、ThousandEyes のデータをタグ付けできます。この機能により、ThousandEyes のテストデータとアプリケーションデータがどのように対応しているか識別することで、他のデータセットとの相関付けをスムーズに行えるようになります。

OTel をサポートする初のネットワーク可視化ソリューションである ThousandEyes を導入すると、現在市場で手に入る多様なエンタープライズ ソリューションを使ってインターネットやクラウドのインテリジェンスを相互につなぐことができます。また、ThousandEyes for OTel の統合機能により、ThousandEyes のデータポータビリティが可能になり、ネットワークやアプリケーションのパフォーマンスに関する問題に対処する際の ITOps ワークフローを大幅に改善できます。

ネットワークチームは ThousandEyes for OTel により、データの活用という点で優れた柔軟性と制御性を得ることができます。その結果、データをより長期間保持し、データ保持のコンプライアンスを改善できるようになります。さらに、強力な可視化機能でグラフを作成し、さまざまなデータセット間にわたる相関関係を推定することで、問題の解決やサービスの復旧にかかる時間を短縮できます。また、さらに広く見れば、ThousandEyes ソリューションによって相関付けられたデータを連続的に可視化し、デジタルサービスの継続的な運用を保証できます。

さまざまな IT 運用ユースケース

外部の OTel 対応 ITOps ツールを使って ThousandEyes のメトリクスを統合、ストリーミングすることで、以下のような多くのユースケースにリアルタイムで対処できます。

  • データ可視化プラットフォームで複数の観測システムからのデータを統合し、単一プラットフォームでは得られないインサイトを取得する
  • ネットワークデータをアプリケーション パフォーマンス モニタリング(APM)と組み合わせることで、アプリケーションに影響を与えている問題を包括的に表示し、チームがネットワークやアプリケーションの側でパフォーマンス低下が起きているか把握できるようにする
  • 相互運用可能なデータプラットフォームで、データをより柔軟かつ効率的に長期間保持する

しかしながら、ThousandEyes for OTel のメリットは、複数のツールを組み合わせるだけにとどまりません。ITOps はその統合機能を活用することで、部門横断的に協力して調査を行うことができます。データ分析と可視化が一元化されるため、それを中心として複数のチームをまとめられるのです。

ITOps ダッシュボードを利用して複数のデータセットの相関付けを視覚的に行う

ThousandEyes for OTel を利用すると、IT チームは ThousandEyes のデータと他のツールからのデータを合わせて正常性ダッシュボードに入力し、問題をより詳細に相関付けできるというメリットを享受できます。たとえば、APM データを文脈的なネットワークメトリクスと合わせて、あるいは ThousandEyes の相関付けられたデータを Amazon CloudWatch などのネイティブ クラウド モニタリング ツールから得られたデータと合わせて表示できます。このような表示機能を利用して、運用チームはより迅速に問題の根本原因を特定し、正常なパフォーマンスを取り戻せるのです。図 2 は、重要なデジタルサービスに影響を与えているネットワークメトリクスが、ITOps ダッシュボード上にリアルタイムで表示されている様子を示しています。

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図 2. Grafana を使用して OpenTelemetry 向け ThousandEyes から ITOps ダッシュボードにストリーミングしている様子

過去のデータの詳細な分析に加えてパフォーマンスデータのアーカイブを可能にする

OpenTelemetry により、ThousandEyes のデータのストリーミングと長期間の保存が可能になり、データレイクを利用して長期的な分析を行えるようになります。技術チームは、長期間にわたる過去のデータの相関付けとパフォーマンスデータのアーカイブを行うため、必要な限り ThousandEyes のデータを利用できるのです。

"ThousandEyes
図 3. Splunk で管理されるデータレイクにThousandEyes のデータが入力されている様子

ThousandEyes 向けに OpenTelemetry をセットアップする

ThousandEyes for OTel の構成は、ThousandEyes UI ではなく API を通じて行います。ThousandEyes のストリームを受け取るには、OpenTelemetry Collector と OTLP レシーバーをインストールしておくか、利用できるようにしておく必要があります。ThousandEyes 内で OTel ストリームを作成する際は、ThousandEyes v7 API を通じて以下の 3 つの手順を踏んでください。

  1. カスタムキーバリューを作成します。お客様はこのタグを使用して、メトリックデータをストリーミングしたい特定のテストをマークします。
  2. アカウントグループ内で実行している 1 つ以上のテストにタグを割り当てます。
  3. ストリーミングを開始します。

API を使用して 3 つの手順で構成を行う流れの例を以下で説明します。

手順 1:キーバリュータグを作成する

curl --location \
--request POST 'https://api.thousandeyes.com/v7/tags' \
--header 'Authorization: Bearer <YOUR-OAUTH-TOKEN>' \
--header 'Content-Type: application/json' \
--data-raw '{"key": "myKey", "value": "myValue", "objectType": "test", "accessType": "all"}'

期待されるレスポンス:

{
"id": "db8f30f3-dfa3-471f-9a3d-412c0c33bfe2",
"aid": 123456,
"objectType": "test",
"key": "myKey",
"value": "myValue",
"color": "#A7EB10",
"accessType": "all",
"createDate": "2023-04-06T16:07:34Z"

手順 2:タグをテストに割り当てる

curl --location \
--request POST 'https://api.thousandeyes.com/v7/tags/db8f30f3-dfa3-471f-9a3d-412c0c33bfe2/assign' \
--header 'Authorization: Bearer <YOUR-OAUTH-TOKEN>' \
--header 'Content-Type: application/json' \
--data-raw '{"assignments": [{"id": "9876543","type": "test"}]}'

期待されるレスポンス:

{
"tagId": "db8f30f3-dfa3-471f-9a3d-412c0c33bfe2",
"assignments": [
{
"id": "9876543",
"type": "test"
}
]
}

手順 3:OTel ストリーミングを開始する

curl --location \
--request POST 'https://api.thousandeyes.com/v7/stream \
--header 'Authorization: Bearer <YOUR-OAUTH-TOKEN>' \
--header 'Content-Type: application/json' \
--data-raw '{
"type": "opentelemetry",
"tagMatch": [
{ "key": "myKey", "value": "myValue", "objectType": "test"}
],
"streamEndpointUrl": "https://otel-collector.example.com:4317/",
"customHeaders" : {
"Authorization": "Bearer <token to authorize on otel-collector.example.com endpoint>"
}'

期待されるレスポンス:

{
"id": "a183d40d-697c-5872-96c2-fb801d5f2493",
"type": "opentelemetry",
"streamEndpointUrl": "https://otel-collector.example.com:4317",
"tagMatch": [
{
"key": "myKey",
"value": "myValue",
"objectType": "test"
}
],
"_links": {
"self": "/v7/stream/a183d40d-697c-5872-96c2-fb801d5f2493"
}
}

IT 運用と可能性の芸術

ThousandEyes は、このような革新的な新機能によって、プロアクティブなネットワークアシュアランスを実現し、業務を効率化できるよう引き続きサポートします。その結果、パフォーマンスに関する問題を特定して軽減するための IT 部門の能力を強化します。

デジタルサービスをつなぐ多くのテクノロジー領域にわたってネットワークパフォーマンスとユーザー体験を均一化するには、複数の層を貫通する可視性が必要です。そのような可視性を確保するには、プロアクティブで実用的かつ連続的なデータおよび相関付けられたインサイトが欠かせません。ThousandEyes はこのような各種の運用機能を統合することで、さまざまな責任範囲を持つ複数の IT 運用部門の間で共通理解を図るための基盤を築きます。以下のデモビデオで OpenTelemetry 向け ThousandEyes の利用を開始する方法を紹介していますので、ぜひご覧ください。


OpenTelemetry 向け ThousandEyes についてさらに詳しい情報をお求めの場合、こちらからお問い合わせください。チームメンバーが直接ご説明いたします。


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