QoS テスト
サービスパフォーマンスを測定し、速度、遅延、損失、ジッターを含む幅広い指標を評価します。
速度テスト
スピードはサービスプロバイダーにとって重要なセールスポイントであるため、多様な方法で評価することが大きな意味を持ちます。
TCP 速度テスト
Whitebox、CPE、モバイルアプリで使用される、ThousandEyes の標準スピードテストです。
ハードウェア支援の UDP 速度テスト
特定の Broadcom 社製と Qualcomm 社製のハードウェアを使用して、非常に高速なスピードを測定します。
軽量キャパシティテスト（UDP）
帯域幅の使用量と使用時間の点で超軽量な、代替の速度テストです。
WebSockets 速度テスト
Web ブラウザで使用するための、WebSocket/XHR ベースの速度テストです。
遅延、損失、ジッター
遅延、パケット損失、ジッターは、インターネットの利用体験に幅広い影響を与えます。これらのテストでパフォーマンスを評価し、改善することができます。
UDP 遅延と損失
Whitebox および CPE で使用される、連続遅延と損失の標準的な測定テストです。
連続遅延と損失
停電と切断を追跡する、標準的な遅延テストの強化版です。
負荷時の遅延と損失
実際のインターネット体験により近い、作業中の遅延時間を測定します。この値は、アイドル時の遅延時間よりもはるかに高いことが多くあります。
UDP ジッター
SIP サーバーに接続してリクエストとレスポンスを送信し、損失とジッターに関する双方向データを取得することで、Voice over IP（VoIP）通話のパフォーマンスを評価します。
DNS 解決
ドメインネームシステム（DNS）は、ホスト名（www.example.com など）をコンピュータが使いやすい IP アドレス（192.168.1.1 など）に変換します。ユーザーがウェブページを読み込もうとするたびに、この翻訳が行われます。 DNS 解決テストでは、このプロセスにかかる時間を測定します。テストはユーザーが設定可能で、ターゲット DNS サーバー、UDP 経由、または DNS-over-HTTPS に対して実行できます。
Voice over IP (VoIP)
Voice over IP（VoIP）テストでは、デバイスと近くのテストサーバー間の通話品質を測定します。利用中のブロードバンドが VoIP 通話をどの程度処理できるのかを明らかにします。
Traceroute
Traceroute は、送信元から接続先までのトラフィックジャーニーをマッピングします。
Quality of Experience テスト
実際のインフラストラクチャ上で実際のアプリケーションのパフォーマンスをテストします。
ビデオストリーミングテスト
以下のような代表的なプロバイダーのコンテンツについて、ストリーミングのテストにより配信状況を測定します。
- Netflix
- YouTube
- iPlayer
- Hulu
- Multicast IPTV
- Shahid
- 一般的な HLS/DASH ストリーミングテスト
ゲームスコアテスト
最近のコンソールゲームは、Steam、Xbox Live、PlayStation Network などのオンラインストアからストリーミング配信されるため、数百ギガバイトを使用することも珍しくありません。パフォーマンスは、使用する ISP やゲームをホストする CDN の場所によって大きく異なる場合があります。ゲームストアのパフォーマンスをモニタリングすることは、キャパシティプランニングとリアルタイムモニタリングの観点から非常に重要です。大作の発売やアップデートを控えている際は、それが顕著になります。
以下のようなゲームストアをテストして、パフォーマンスを分析できます。
- PlayStation Network
- Xbox Live
- Steam
ゲームプレイテスト
次のような人気オンラインゲームをサポートするインフラを対象に、ゲームプレイテストでネットワークパフォーマンスを測定します。
- League of Legends
- Dota 2
- EA SPORTS FC
- Fortnite
- Apex Legends
- Heroes of the Storm
- Diablo III
- Diablo IV
- Roblox
- Overwatch 2
- Among Us
- Counter-Strike 2
- PlayerUnknown’s Battlegrounds
- PUBG MOBILE
- Hearthstone
- World of Warcraft
- Tom Clancy’s Rainbow Six Siege
- VALORANT
- Rocket League
- StarCraft II
- Call of Duty: Warzone/Vanguard
- Gears of War 5
- Halo Infinite
- Battlefield V
ビデオ会議テスト
主要なビデオ会議サービスの往復遅延とパケット損失を測定します。ThousandEyes のテストは、動画と音声の中継サーバーを対象としており、接続性と品質の問題に的を絞っています。
- Webex by Cisco
- Google Meet
- GoTo Meeting
- Microsoft Teams
- Skype
- Zoom
ソーシャルメディアテスト
主要なソーシャルメディア サービスの往復遅延と到達可能性を測定します。コンテンツタイプによって使用されるエンドポイントが異なることも考慮されます。
- Facebook Messenger
- Instagram Messenger
- Snapchat
- X（旧称 Twitter）
コンテンツ デリバリ ネットワーク（CDN）テスト
CDN は、ユーザーの近くでコンテンツを配信し、サーバーの負担を軽減することで、オンラインの読み込み時間を大幅に短縮します。トップクラスの CDN は、ISP ネットワーク内にキャッシュを埋め込み、トラフィックをローカルに保つことで、より高速なアクセスを実現しています。
CDN テストを使用して、次のような主要 CDN プロバイダー各社のパフォーマンスを測定します。
- Microsoft Azure
- Cloudflare
- Apple
- Amazon AWS
- Akamai
- アリババ
- Tencent
- Fastly
Web ブラウジング
実在のウェブサイトからページを読み込み、（中央集中型のテストサーバーでパフォーマンスをテストするのではなく）ユーザーが自宅で体験するブラウジングパフォーマンスを評価します。
軽量 Web ブラウジングテスト
アクセス数の多い Web サイトのページから HTML と参照リソースを取得するのにかかる時間を測定します。
自宅での測定
インターネットトラフィックは複数のネットワークを経由しますが、わずか 1 本のリンクが切れただけで、サービスチェーン全体が影響を受けることもあります。家庭用ネットワークの問題は多発していますが、あまり報告されていません。Connected Devices の自宅テストは、そのような見落とされてきた点にフォーカスしています。
自宅テスト
自宅テストにより、家庭内のインターネット対応機器のパフォーマンスを受動的にモニタリングします。
- データの利用量
- デバイスのリンク速度
- デバイスの遅延
- デバイスの信号強度
- チャネル占有率
- デバイス切断回数
上記のテストは変更される可能性があります。また、サードパーティのアプリケーションやインフラストラクチャーの可用性に依存する場合があります。
すべての会社名、製品名、商標およびサービスマークは、それぞれの所有者の財産であり、いかなる保証を意味するものではありません。
エンドツーエンドの視認性で顧客体験を保証。